ASKA 盗聴・盗撮におびえていた…栩内被告側が暴露

2014年10月03日 05:31

芸能

ASKA 盗聴・盗撮におびえていた…栩内被告側が暴露
歌手のASKA
 覚せい剤取締法違反罪などで懲役3年、執行猶予4年の有罪判決が確定した歌手ASKA(56)とともに、同罪で起訴された愛人の栩内(とちない)香澄美被告(37)の第3回公判が2日、東京地裁で開かれた。弁護側は、ASKAが盗撮されることを警戒し、栩内被告宅に探知機を持ち込んでいたことなどを明かし、あらためて無罪を主張した。
 弁護側は被告人質問で、ASKAが5月に逮捕される直前まで盗撮や盗聴におびえていた様子を明らかにした。

 逢瀬(おうせ)を重ねていた栩内被告宅に盗聴・盗撮用の探知機を持ち込んでいたといい、その証拠写真を示した。栩内被告宅の火災報知機は、なまりの板やアルミホイルで覆っていた。栩内被告は「ASKAさんは、火災報知機から盗撮されるケースがあるため、防止策だと言っていた。正直、理解に苦しんだ」と述べた。

 異様なまでに盗撮・盗聴におびえるようになったのは「(ASKAに)精神的なショックがあったから」(栩内被告)と指摘。昨年4月に暴力団員から違法薬物を吸引する姿を収めた盗撮ビデオがASKA宅に送られてきたのが原因とみられる。同8月に違法薬物使用疑惑が報じられ、3カ月後の同11月には覚せい剤を再使用する大胆さが明らかになった一方で、愛人宅では盗撮におびえる小心さが対照的だ。栩内被告は「ASKAさんは統合失調症を患ったと思っていた。だから、ASKAさんの言動に同意も否定もせず接していた」と話した。

 愛人としてASKAとの関係を生々しく証言した上で「真実を貫きたい」と無罪を重ねて主張。次回公判は21日に開かれる。

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