西川貴教 亜門ミュージカルで主演「どうせならキャスト全員とキスを」
2014年10月03日 14:10
芸能
西川は「宮本さんに声とか表現を評価していただいて、参加させていただけることがうれしい。不安はもちろんありますが、それ以上に宮本さん独自のグルーブを楽しめれば」と話した。役柄について「破綻した役。本能のままで一番人間味がある」と話した西川。「女性以外の方とキスをするシーンが台本に多く書かれていて、どうしていけばいいのかという戸惑いも多い。どうせならキャスト全員とキスをするぐらいのテンションで、プロテュースを僕なりに演出し、楽しんでいきたい。はっちゃけたプロテュースにできれば」と意気込みを語った。
堂珍は「シェークスピアの初期の作品を新しいアプローチでやりたいと聞いて、新しい発想というところに賛同した。ラテンは僕の雰囲気が対極にあるとは思うが、それに触れ、少しでも自分が変わっている部分があれば」。
日本では75年に劇団四季で上演されており、それ以来の上演。その時から演出を熱望していたという宮本氏は「(キャストは)個性がある方が多くて、動物園みたいな稽古場になると思う。原作者には『好きに変えていい』と言われた。東京版の新しいヴェローナを演じたい」と目を輝かせた。東京公演は12月7~28日、日生劇場にて。その後、福岡、愛知、大阪で上演される。