栩内被告、保釈へ 地裁“ASKAと接触→証拠隠滅の恐れなし”
2014年10月09日 05:45
芸能
栩内被告は2日の公判で、ASKAが自身の知らない間に覚せい剤を体内に入れてきた可能性を主張。保釈されれば、ASKAと接触して口裏合わせをする可能性も出てくるが、検察側はすでにASKAの証人申請を見送っており、保釈後に両者が接触したとしても公判に影響はなさそうだ。
一方、検察側は、一貫して無罪を主張する栩内被告に反省の態度はなく、逃走、証拠隠滅する可能性があるとして保釈決定に反対している。ただ、法曹関係者によると、抗告は退けられる可能性が高く、9日にも身柄が釈放される見通し。ASKAとの逢瀬(おうせ)を重ねた東京・南青山の自宅マンションに戻るのか注目される。
公判ではこれまで、栩内被告の尿や毛髪を鑑定した科学捜査研究所(科捜研)の鑑定士による証人尋問が行われ、鑑定自体が誤りだったとする栩内被告の主張が否定された。次回公判は21日。弁護側の被告人質問の続きと、検察側の被告人質問が行われる予定だ。