CM5本、出演番組1カ月25本…おのののか、ブレイクのワケ
2014年10月12日 11:20
芸能
実は、在京スポーツ6紙が立ち上げた女性6人組「スクープ!?」のスポニチ担当として活動中。ユニットでの来社はあったが、1人では初めて。“独り立ち”を実感した様子で「私だけで(紙面に)取り上げてもらえる日が来るなんて」と喜んだ。
武器は身長1メートル69、B83、W59、H85のセクシーボディー。とりわけEカップのバストは、自分でも「自信があります」と胸を張るほどの美形。小学生の時から目立っていたそうで、男子に「おっぱい」とあだ名を付けられたこともあったという。
服の上からでも、丸いおわん形の美乳だと分かる。美しさをキープするための秘けつを聞くと、背中から胸にかけてのお肉をモミモミしながら「脇の下からぐりぐりと胸に寄せるようにマッサージするといいんですよ」と、キュートな笑みを浮かべる。
丸い顔と下がった目尻から感じるのは“癒やし系”の雰囲気。それとは裏腹な、このサバサバとした言動が人気の秘密だろう。バラエティーを中心に、出演した番組は先月だけで実に25本。CMもすでに5本に出演。全身に泡をまとったセクシーショットを披露する自動車用コーティング剤のCMが話題になるなど、広告業界でも熱い視線を集めている。
ユニークな芸名と肩書も、お茶の間に浸透するきっかけになった。2年前にモデルの菜々緒(25)に憧れて、同じ事務所の門を叩いて芸能界入り。芸名は菜々緒にあやかって「同じ文字が並んでる名前がいいなと思って“ののか”。事務所の人に“おの”と付けられて“の”がいっぱいになったんです」と明かした。
1日400杯以上のビールを売り、「東京ドームのNo・1ビール売り子」として職場に名前を張り出されていた。その実績を“売り”にすることを決めたのも自身のアイデア。多数のタレントが所属する事務所の中で、周囲と差別化するために「No・1の売り子です」とアピール。マネジャーに興味を持ってもらうことに成功した。
昨年まで約4年間、売り子として働いていた。重さ15キロものビール樽(たる)を背負ってスタンドの階段を上り下りするハードな仕事だが、どんな時も笑顔を絶やさず接することが何より大切。これは芸能界の仕事にも通じるといい「番組で話せなくて落ち込んだ時も、すぐに切り替えて笑顔でリアクションしなきゃいけない。割と気持ちをコントロールできるのは、あの時頑張ったからなのかな」と振り返る。
自身の性格は「負けず嫌い。肉食系かな」と分析。そして「何事も中途半端にはやりたくない。気持ちを強く持って、どんなことでもグイグイやっていきたい」という頑張り屋だ。
夢は「“おのののか”という名前をもじった冠番組を持つ」こと。No・1売り子からNo・1売れっ子へ――その道のりは始まったばかりだ。
◆おの ののか 1991年(平3)12月13日、東京都生まれ。本名は宮田真理愛(まりあ)。3人兄妹の2番目で兄と妹がいる。小学3年から高校時代までバスケットボール部に所属。趣味はお菓子作り。