HKT48の若田部遥(16)が19日、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ「ソフトバンク―日本ハム」第5戦(ヤフオクドーム)の中継(TOKYO MX)にリポーターとして出演した。若田部健一氏(45)との「父娘中継」はソフトバンクの8勝1分けと「不敗神話」を誇っていたが、この日は4―6で逆転負け。「勝利の女神」だった遥は初黒星を喫した。「不敗神話」は「9」で途切れ、8勝1敗1分けとなった。
対戦成績は3勝3敗(ソフトバンクのアドバンテージ1勝を含む)のタイに。20日の試合で日本シリーズ進出チームが決まる。遥は試合後「ぜひ明日、明日、私は来れないんですけども、勝利してもらって、ぜひ日本シリーズに進んでもらいたいと思います」とエールを送った。
父は福岡ダイエーホークスの元エースで、通算71勝を挙げた野球解説者の健一氏。今年5月、TOKYO MXのソフトバンク戦中継で、健一氏が解説、遥がリポーターを務める「父娘中継」がスタートした。
TOKYO MXは「5時に夢中!」でおなじみの東京の民放独立局。
この日の試合前、遥が同局の父娘中継に出演した時のソフトバンクは8勝1分け。5度の逆転勝利、うち3試合がサヨナラ勝ちだったことから、ファンの間で「無敗の女神」と評判になっていた。