漫画家小嶋ララ子さんのサイン会を予定していた東京都内のイベント会場などに9月、開催を妨害するような内容の脅迫文が届いていたことが31日、警視庁への取材で分かった。サイン会は中止となり、警視庁は脅迫や威力業務妨害の疑いで捜査している。
警視庁などによると、脅迫文は、豊島区のサンシャインシティや講談社の編集部に届き、消印はいずれも都内だった。講談社は11月9日、同施設で開かれる漫画やアニメ関連のイベントでサイン会を行う予定だったが、「来場者の安全のため」として中止を決めた。
昨年11月にも、横浜市内で予定された小嶋さんのサイン会が、同様の脅迫文で中止に追い込まれており、警視庁が関連を調べている。