ジジイの時代思い知れって 北野武監督“平均72歳”新作
2014年11月06日 06:00
芸能
北野監督はキャスト陣に「作品の公開日までとにかく元気でいてほしい。誰かの遺作になっちゃったりしないよう、皆さんの健康が心配でしようがないね」とブラックジョークを交えてエール。続けて「でも、ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーに象徴されるように、国際的にもジジイたちが大活躍している時代であることを、あらためて思い知れって若者たちに言いたいね」と思いを語っている。ビートたけし名義で刑事役で出演もする。
藤は05年公開の「村の写真集」以来、10年ぶりの主演。北野作品は初出演で「毎年また、来年の桜の花を見られるようにと思って生きているので、来年は北野監督の作品と桜を一緒に見られるなんてとてもおめでたい気分です」と公開を待ち切れない様子。森昌行プロデューサーは「“ジジイ”がこれからの時代のキーワードであることも教えてくれる必見のエンターテインメント・ムービー」とアピールしている。