ピース又吉の小説「火花」3・11単行本化 「文学界」大増刷で話題
2015年01月30日 14:00
芸能
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又吉が「あほが書いた小説です。あほなりに人間を見つめて書きました」という作品には、2人のお笑い芸人が登場。主人公の若手芸人「僕」(徳永)を語り手に、奇想の天才である一方で人間味にあふれ、徳永が師と仰ぐ先輩芸人「神谷」と過ごした濃密な青春が真摯なタッチで描かれている。
又吉は「生きているとしんどいこともあります。そんな時、散歩したり本を読んだりすると、少しだけ楽になることがあります。誰かにとって、そんな本になれば嬉しいです。 色の薄い壁に立て掛けると、映えると思います」とコメント。
芸能界屈指の読書家として知られる又吉は、著書に「第2図書係補佐」(幻冬舎よしもと文庫)「東京百景」(ワニブックス)、せきしろとの共著に「カキフライが無いなら来なかった」「まさかジープで来るとは」(ともに幻冬舎)、田中象雨との共著に「鈴虫炒飯」(幻冬舎)がある。