演歌歌手の北島三郎(78)が3日、東京・八王子の高尾山薬王院で行われた節分会に参加した。足かけ48年、通算4578回にわたり継続してきた1カ月単位の座長公演に先月29日で幕を引いたばかり。「長期公演が終わって、きょうから再出発しようという願いを込めました」とすがすがしい表情を見せた。
4日には新曲「大漁船」を発売する。新たな活動として、3月に東日本大震災で被災した東北地方を訪れることを明らかにした。「震災から時がたち、漁師さんも状況が徐々に良くなっていると聞く。久しぶりの海の歌で、漁師さんたちをガッと元気づけたい」と説明。
「被災地の皆さんに直接思いを伝えられるのが楽しみ。これからは恩返しの日々。なんとか東京オリンピックまで頑張りたいね」と、2020年までの現役を宣言した。