「５時夢」うさぎさん降板騒動に触れず…アレク「ＭＸ謝れ」

　ＴＯＫＹＯ　ＭＸ「５時に夢中！」（月～金曜後５・００）が４日、生放送され、番組降板を表明した水曜レギュラーの作家・中村うさぎさん（５６）は欠席。ＭＣを務めるタレント・ふかわりょう（４０）降板表明の原因になったとされる水曜レギュラーの女優・美保純（５４）は“降板騒動”の事情は説明しなかった。 　うさぎさんは１月３０日付のブログで「二度とあの番組には出ない」と宣言。この日は元衆議院議員でタレントの杉村太蔵（３５）が代わりに出演した。

　ふかわは番組冒頭「今週お休みの中村うさぎさんのピンチヒッター、薄いコメントでおなじみ、杉村太蔵さんです」と紹介したが、うさぎさんの欠席理由については触れなかった。

　杉村は「コメントは薄いですけど、どうですか、この引きの強さ。何かゴタゴタしているみたいですが、僕、全然、気にしませんから。きょうは普通にやっていいんですよね？代打の神様ですよ」と騒動を意識したコメントで笑いを誘った。

　途中「松井秀喜氏“超能力指導”で巨人ナインにハッパ？」の話題で、ふかわに「超能力はどうですか？」と振られた黒船特派員のアレクサンダー（３１）が「アニキ（ふかわ）がオレに言いたいことは全部、解ってるよ。ＭＸ、うさぎさんに謝れって」。ふかわが「あとで楽屋に来てください」と苦笑いする一幕があっただけだった。

　同局は「現時点で降板はまだ決定しておりません」と説明し「来週以降については「中村うさぎさんと番組サイドで話し合いをしているところです」とした。

　うさぎさんの４日付のブログによると、美保を指したある発言で、美保や番組プロデューサーと行き違いがあったもよう。「私はこの件でひどくショックを受けた。それで『５時に夢中！』を降板することに決めたんだけど、この件でまたもや精神的に参っちゃって、本当に生きているのが嫌になったわ」と心境をつづっている。