浅野忠信、涙のち自虐…禁断の愛「分かっていたら離婚しなかった」
2015年02月13日 05:30
芸能
「情熱を傾けられるものが役者と音楽しかない。こういう賞をもらえたことが本当にうれしい」。冷静さを取り戻すと、爽やかな笑顔を見せた。
「私の男」で、奥尻島を襲った地震と津波で孤児となった少女を引き取り、禁断の愛に溺れる養父役を演じた。これに関連して、司会の貫地谷しほり(29)から「浅野さんにとって禁断の愛とは?」と問われ、「そういうのが分かっていたら離婚はしなかったと思う」と返 答。予期せぬプライベートトークに、場内は大爆笑に包まれた。09年に、14年連れ添った歌手Chara(47)と離婚している。
受賞後のパーティーでは、涙の理由について「今まであまり賞に縁がなくて、相手にされていないと思っていたから」と説明した。ブルーリボン賞は主演男優、主演女優の各賞受賞者が翌年の授賞式で司会を務める慣習がある。来年の司会については「頑張ります」とひとこと。「華やかな場に来ると、もっと役を豊かに演じていこうと思う」と述べ、受賞を励みにさらなる飛躍を誓った。