檀れい 三津五郎さん偲ぶ「笑顔忘れらない」 八千草薫らも悲しみ
2015年02月25日 19:21
芸能
「日本舞踊坂東流」の弟子でもあった落語家の林家正蔵(52)は「お付き合いも長いもんで15年。お兄さんとずっと食事をしたり、落語のことを教えていただいたり、いろいろなアドバイスをいただいた」。互いの本名である「寿さん(守田寿)」「泰孝ちゃん(海老名泰孝)」と呼び合っていたことを明かし、「とても出来の悪い弟分だったと思います」と目を潤ませた。
舞台での共演経験のある八千草薫(84)は「体調がよくなられるよう、ずっとお祈りしていましたので本当に残念でなりません。去年、歌舞伎座の楽屋に伺ったのが最後でした。舞台で三津五郎さんと共演した時はすごく緊張していて、うまくいかないことがあったんですけど、励ましてくれたことがとてもうれして印象に残っています。最後に踊りを拝見したかったんですけど…今は本当に悲しい気持ちでいっぱいです」と話した。
同じく舞台での共演経験のある三田佳子(73)は「まだお若いから信じられない。2年前、私のお芝居を見に来てくれた時に楽屋に寄ってくださって、それが最後になりました。『これからは三津五郎さんが頑張ってみんなを指導してくださいね』と言うと『そうしなきゃな』と笑顔でおっしゃっていたのに。寂しいですね」と突然の訃報を悲しんだ。