落語家の故・初代林家三平さんの夫人でエッセイストの海老名香葉子さん(81)が9日、東京・上野公園で、東京大空襲(1945年3月10日)の約10万人の犠牲者を悼み、戦争の悲惨さを伝える「時忘れじの集い」を開催した。
東京大空襲で両親ら家族6人を亡くした香葉子さんは、約1500人の出席者を前に「100歳まで生きて、その悲しみを伝えていきたい」とあいさつ。式典では次女で歌手の泰葉(54)が香葉子さんとともに作詞した新曲「桜舞う日は」を熱唱。長男の落語家、林家正蔵(52)、次男の林家三平(44)と妻、国分佐智子(38)も出席した。