30日にスタートしたNHK連続テレビ小説「まれ」(月~土曜前8・00)の初回視聴率は21・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが31日、分かった。初回20%超えは「あまちゃん」(20・1%)「ごちそうさん」(22・0%)「花子とアン」(21・8%)「マッサン」(21・8%)に次いで5作連続。
「花子とアン」で主人公の妹・ももを演じた女優の土屋太鳳(たお=20)がヒロイン。石川県能登地方で生活する生真面目な津村希(つむら・まれ)が、パティシエになる夢をかなえるため横浜市の洋菓子名門店で修業。試練を乗り越えながら、能登で自分の店と家族を持つ決心をする姿を描く。
朝ドラ通算92作目。ドラマ「いま、会いにゆきます」などで知られ、2009年に橋田賞を受賞した脚本家の篠崎絵里子氏(46)がオリジナルドラマとして執筆。オープニングテーマ「希空~まれぞら~」は朝ドラ史上初となるヒロイン・土屋が作詞を手掛けた。9月26日まで、全156回。