土屋太鳳はガラケー女子 憧れるけどスマホもLINEも使いません
2015年03月31日 09:30
芸能
幼少時は日本舞踊やクラシックバレエなど連日習い事があり、「テレビを見ていなかったし、芸能界という世界も知らなかった」と言う。小学4年時の演劇会で演技の面白さを知り、小5だった2005年の「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」で審査員特別賞を受賞。それから10年の節目に大役を射止めた。
石川県能登地方と横浜市を舞台に、ヒロインの津村希(まれ)がパティシエの夢を追う物語。朝ドラ出演は11年の「おひさま」、昨年の「花子とアン」に続き3作目。「ヒロインのスケジュールの大変さは知っていたので“ついに来たか”と冷静でしたが、セリフの量がもの凄い。歴代のヒロインを尊敬します」としみじみと話した。
希は「地道にコツコツ」がモットーで、事業に失敗して家族に迷惑を掛ける父(大泉洋)やおっとりしている母(常盤貴子)を支えるしっかり者。役柄の魅力を「不器用だけど、真っすぐで真面目」と解説。自身とも共通するようで、制作統括の高橋練チーフプロデューサーも「撮影が大変でも“日課なので”と毎日ジョギングを欠かさず、ケーキ作りもコツコツ練習して、(パティシエで製菓指導の)辻口博啓さんも“もう大丈夫”とお墨付きをくれた」と太鼓判を押す。
収録は早朝から夜まで続き、睡眠時間は2、3時間。「家でもセリフを確認して、寝る時間を削っちゃいます。セリフの滝に打たれながら修行中です」と没頭している。
ハードスケジュールでも毎日長文のブログを更新。「2年くらい前に毎日更新すると決めたんです。(読者からの)コメントで教えてもらうことも多いので書き続けたい」と根性を見せる。
ブログにアップされた画像に写っている自身の携帯はガラケーだ。「周りはみんなスマホだけど、貫き通そうと思っています。同級生役の子たちがLINEしてるのを見るといいなあと思うけど、今は希ちゃんに集中したい」