尾木ママ、いじめ問題の対処に怒り「2年も前のいじめ発覚で出場辞退とは!?」

2015年04月26日 12:30

芸能

尾木ママ、いじめ問題の対処に怒り「2年も前のいじめ発覚で出場辞退とは!?」
教育評論家の尾木直樹氏
 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(68)が自身のブログで25日夜から26日午前中にかけて同じ話題に3度に渡って触れ、その対応を疑問視するとともに厳しく批判した。
 尾木氏が疑問の声を挙げたのは、25日に明らかになった姫路市立姫路高校野球部のいじめ問題について。

 一部報道によると、2年前の2013年6月、当時1年生の部員6人が同学年の部員1人に対して無料通信アプリ「LINE」を使ったいじめを行い、被害者が退部した後で不登校になる事案が発生。その件について、今月、外部から県高野連に通報があり、姫路高校は現在出場中の春季県大会を辞退することになったという。

 これに、尾木氏は鋭く反応。25日午後11時7分、まずは「2年も前の野球部内いじめ発覚で今春季大会三回戦出場辞退とは!?」とブログを更新し、「あまりにも理不尽ではないでしょうか?無論いじめはいけません…しかし2年も前のラインいじめを誰かが高野連に通報?その結果せっかく二回戦まで勝ち進み明日三回戦という直前に『辞退』とは!?」「どう考えても、今回の兵庫県姫路高校の辞退劇は現在の部員への『理不尽ないじめ』に過ぎないのではないでしょうか!?反教育ではないでしょうか!?」とつづると、翌26日には午前8時43分と同10時33分に立て続けにブログを更新。

 「2年も前のいじめの大会最中の『集団制裁』は指導が陰湿過ぎ!」とつづり、「深い憤りとやるせなさ、失望感にとらわれています…全国の高校野球部の皆さん高野連の皆さんこんな体質どう考えておられるのでしょうか?」と疑問を投げかけた。

 尾木氏は、3月に起きた関東学院高(横浜市)の集団万引きの件では、学校が登校しながら生活態度を指導する「登校謹慎」処分としたことで、「なんとパーフェクトな指導 これほど見事な万引き指導見たことありません 生徒を本気で愛しているようですね」と絶賛していたが、今回の対応には怒りが抑え切れなかったようで「みんなが納得成長できる解決する必要がある重大ないじめ事案だと思います…高野連のルールもおかしいのではないでしょうか?ひどくこだわる尾木ママがおかしいのかしら?」と結んでいる。
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