大河「花燃ゆ」第17話は12・6% 5週ぶり12%超え
2015年04月27日 10:12
芸能
第15話(4月12日)は「2015統一地方選開放速報」が午後8時から放送され、午後7時15分スタートの不利があったものの、初の1桁台9・8%に落ち込んだ。関東地区で大河ドラマの視聴率2桁割れは2012年「平清盛」以来だった。
主演の井上真央(27)演じる主人公は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文(ふみ)。文は長州の尊王攘夷派の中心人物・久坂玄瑞と結婚し、死別後、群馬県初代の県令(現在の知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚。幕末の動乱の中、強い絆で困難を乗り越えた家族愛、松陰の志を継いだ若者たちの青春群像を描く。
大河ドラマ54作目。「1リットルの涙」などの大島里美氏と「甘辛しゃん」などの宮村優子氏によるオリジナル脚本。演出は「ゲゲゲの女房」「篤姫」などの渡辺良雄氏らが手掛ける。
第17話は「松陰、最期の言葉」。萩の野山獄を出た吉田松陰(伊勢谷友介)は江戸に到着し、伝馬町の牢に入れられる。牢の中の松陰は、高杉晋作(高良健吾)の尽力で必要な物や情報を手に入れていた。だが、息子が松陰に近づくことを嫌った父・小忠太(北見敏之)により、晋作は萩に戻される。そして、ついに松陰の詮議が始まる…という展開だった。