又吉「火花」は最後2作品に残る…最終投票「2―3」高い評価
2015年05月14日 19:33
芸能
辻原氏は「火花」について「漫才師という特異な世界を描いているが、読むうちに我々をグイグイと物語を引き込むような力があった」。「我々が表現したことがないようなすばらしい表現があった」と高く評価した。
2作品の同時受賞も提案したことを明かし、「今でも、2作受賞すればよかったと思っている。きっと三島賞がおもしろくなったのに」との思いも吐露した。会見では受賞作以上に「火花」についての質問が相次ぎ、辻原氏は落ちた理由を問われ、「落ちるはずのない作品が落ちた。欠点は思いつかない。逆に言うと面白すぎるからかもしれない」と絶賛の言葉を並べた。