西川きよし、後輩の頑張り称賛「漫才と結婚した」いくよさん追悼番組
2015年05月31日 17:02
芸能
デビュー直後の「いくくる」について、きよしは「2人は素人のまま出てきた感じで“ホンマに芸人になるのかいな”と思っていた」。それでも努力を重ね江で女性漫才コンビの第一人者となった。「厳しい男社会に飛び込んできて…。あの人は漫才と結婚したんやな」と、後輩の頑張りを称えた。
衣装やメーク、小物など女性ならではのファッションに気遣い、女性ファンも引きつけた2人。棺の中のいくよさんの目にはトレードマークの長いまつげがつけられるなど、プロのメークアップアーティストに化粧を施してもらったという。「長いつけまつげでねえ…」ときよし。「天国に行っても前が見えないんちゃうかってくらい」と笑いを織り交ぜながら、最後の“対面”を振り返った。
いつでも誰にでも優しく、時には男前だったいくよさんをしのんだ番組だけに、この日は涙はなし。最後も「大笑いをしてお別れしましょう」と1983年9月に放送された「東西お笑い超特急」(朝日放送)で披露した漫才を紹介して締めくくった。