“嫌味な男”竹中直人「ようこそ、わが家へ」別角度から盛り上げた立役者
2015年06月21日 15:33
芸能
テレビウォッチャー(東京、対象者3000人)の視聴者による回答には、竹中を絶賛する声が多く集まった。「竹中直人が嫌味過ぎる。やはり演技の天才」(35歳・男性)、「竹中直人は悪役も面白い人役も振り切っていてすごい人だなぁと思いました」(26歳・女性)など、これまでコミカルな役柄が多かった竹中だが、また別の顔が見られたことによって1つのドラマを見ながら、2つのストーリーを追っている感覚になったようだ。
最終回では「お父さんの会社での撃退劇は痛快でした」(61歳・女性)、「父の会社の事件がすっきり解決した事、本当良かった」(42歳・女性)など、誰もが期待していた結果とはいえ、真瀬部長に頭を下げさせたラストに溜飲(りゅういん)を下げた視聴者も多かった。
月9と竹中直といえば、昨年の「失恋ショコラティエ」に続く2年連続の出演で、06年のヒット作「のだめカンタービレ」ではドイツ人の指揮者を演じるなど、意外にも“貢献度”が高い。役者としての幅の広さは周知のことだが、今後どのような新しい顔を見せてくれるのか、どうアッと言わせてくれるのか。竹中の存在感がドラマの命運を握るケースがこれからも見られそうだ。