本木雅弘 初共演・江口洋介の男気に感銘「頼りがいが違う」
2015年06月22日 14:58
芸能
![本木雅弘 初共演・江口洋介の男気に感銘「頼りがいが違う」](/entertainment/news/2015/06/22/jpeg/G20150622010590460_view.jpg)
江口がヘリの設計技師で、本木が高速増殖原型炉を開発したともに技術者という役どころ。2人は同世代ながら初共演で、江口は「作品の選び方に感銘を受けていて、共演が楽しみだった。現場ではその場で感じたままに最後までいけた。毎日の撮影が楽しくて、ブロックを積み上げていくようだった。すごくいいパートナーです」と先輩を称えた。
一方の本木は「まずはそういうこと」と前置きしたうえで、「2人とも技術者として研究に没頭し家庭をないがしろにしてきた役」と説明。そして、「その後悔をどう立て直していくかというと、江口さん演じる湯原は正直に情熱を持って立ち向かう。私はうじうじして、陰湿で内にこもりながらいくという、互いに持っている資質そのまま。それが自然ににじみ出て、大げさにいえば当たり役だった」と冗談めかしながら明かした。
さらに、同作では親子の絆も大きなテーマのひとつで、2人とも実生活では父親であることから、本木が昨年6月の撮影中に雨で都内でも多くの冠水被害が出た時のエピソードを披露。「ウチは出かけていたけれど、江口さんの場合、すぐに知り合いか業者に連絡をして、しっかり段取りをしたので、足のきれいな奥さん(森高千里)と子供たちが共同で水をくみ上げて一難を取り留めたそうです。その様子を横で見ていたので、元サーファーは頼りがいが違うと思いました」と話し、江口も苦笑しきりだった。
なお会見には共演の仲間由紀恵(35)、綾野剛(33)も出席した。