ヒゲ美人!話題のオーストリア人女装歌手コンチータ7・6初来日
2015年06月25日 08:30
芸能
コンチータは同性愛者の女装家「ドラァグクイーン」で、昨年5月にスウェーデンの人気グループ「アバ」などを輩出した欧州のポップ音楽コンテスト「ユーロビジョン」で優勝。同性愛への議論を起こすため、あえてひげを生やして臨んだ。
本物の女性のような高らかで伸びやかな歌声と、「ひげ美人」の強烈なキャラクターで一躍話題に。13年に同性愛宣伝禁止法が成立したロシアのプーチン大統領が「自分のライフスタイルをこんなショーにすることはない」と英紙で批判する一方、レディー・ガガ(29)やエルトン・ジョン(68)らが支持し、コンテストでは聴衆から喝采を浴びた。
コンチータは「私はただ、どんな姿をしていても受け入れてもらえる、ということを示したいだけ。やってはいけないことなんてないの」と主張している。
昨年、グーグルの「急上昇ワード」年間ランキングでは「Conchita(コンチータ)」が、「Frozen(アナと雪の女王)」などを抑え、7位に。世界中の関心を集めているコンチータは「日本はとても美しいと聞いているので、今から楽しみにしている
◆コンチータ・ヴルスト(本名トム・ノイヴィルト)1988年11月6日、オーストリア・グムンデン生まれ。10代で性差別を受けた影響で、コンチータという別人格を形成。11年から音楽活動を始め、13年9月、ユーロビジョンの同国代表に。批判を浴びる中で昨年5月に決勝進出し優勝。同11月、同国でシングル「ヒーローズ」でデビュー。日本での歌手名は「コンチータ」。