藤山直美「悪魔の誘い」“団地妻”で15年ぶり映画主演
2015年07月22日 05:30
芸能
スケジュールが偶然空いていることを耳にした阪本監督がラブコールを送ってコンビ復活が実現した。団地妻という設定も含め、藤山は「悪魔の誘い。ネタバラシになるので内容は言えませんが、シノプシス(粗筋)を頂いたときに“あんたはあほかいな”と思った」と苦笑しながら、監督への信頼が出演決意の決め手となったと明かした。
「1970年。大阪万博の時に千里などにたくさん団地ができた。私は京都の山科に住んでましたが、逆に団地生活に憧れてたんですよ」と話して現場を満喫している。阪本監督は「“顔”の時もオファーしてから3年半待ちました。再びチャンスに巡り合えて最高です。舞台の藤山直美ではない造形物をお見せしたい」と意欲を示した。
夫役の岸部一徳(68)をはじめ、石橋蓮司(73)らが脇を固めるほか、阪本監督の大ファンを自任する斎藤工(33)の出演も決定。キノフィルムズの製作・配給で来年公開予定。