役所広司 陸相役は水野晴郎さん似に苦笑も「戦場で苦しんでいる人を感じて」
2015年08月13日 16:52
芸能
終戦の聖断を下す昭和天皇役を演じた本木は、17歳の長男が映画を見たそうで「想像していた以上に全体を理解して、なぜもっと早く終戦にもっていけなかったのかジレンマを感じて苦悩したようです。ありがたかった」と感慨深げ。本土決戦を主張する若き将校に扮した松坂も、「この映画に出演したことをきっかけに、70年前に起きたことを見つめ直し、これからの先の人に伝えていく意識が高まった」と明かした。
同作は、今月8日に全国210スクリーンで封切られ、前日までに観客動員25万人を突破し、15日から50スクリーン拡大されることが決定。原田監督は、「“ジュラシック・ワールド”は800スクリーンでやっている。800匹の恐竜に200人が竹ヤリで戦っているが、いい勝負になっていると思う」と手応えを口にしていた。