又吉が芥川賞作家として初めて書籍の“帯”を手掛けていた。7月に発売されたお笑いコンビ「マヂカルラブリー」野田クリスタル(28)作の「野田の日記」(500円)で、大宮ラクーンよしもと劇場などで限定発売された。
芥川賞を受賞する前に依頼していたという。「火花」と同じく芸人の日常をつづった作品。又吉は「みじめで、アホで、天才でした。笑いながら読みましたが、たまに狂いそうにもなりました」とのコメントを寄せている。同作は2冊に分かれ、もう1冊の帯は「ホームレス中学生」がベストセラーとなった麒麟・田村裕が担当した。