笹崎里菜アナが「シューイチ」に抜てきされたワケ
2015年08月22日 10:00
芸能
(1)日曜の朝という、ゆったりしたさわやかなイメージが、新人という初々しさに合う
(2)裁判のニュースを読んだ場合、笹崎アナ自身を思い起こす視聴者がいるかもしれない。そこで、エンタメやトレンドなどを取り上げる軟らかい内容なら、違和感なく見てもらえる
(3)放送時間帯はTBSの「サンデーモーニング」が強い時間帯を含む。注目の笹崎アナを投入し、新たな視聴者獲得を狙う――を考えられる理由に挙げた。
笹崎アナは大学時代に「2011年ミス東洋英和」に選ばれ、ファッション誌「JJ」の読者モデルとしても活躍した美貌の持ち主。大学3年生だった13年秋、日テレのアナウンスセミナーに参加して内定したが、人事担当者にクラブでのバイト歴を報告したところ、内定を取り消された。その後、14年10月に内定取り消しを無効とするように主張して提訴。今年1月8日に和解が成立した。
前代未聞の女子アナの内定をめぐる裁判を経て入社を勝ち取ったことで、図らずも“日本一有名な新人アナ”になった笹崎アナ。入社当日は、その姿をとらえようと、多くの報道陣が東京・汐留の局周辺に集結した。
その注目度は見逃せないと、日テレ局内では、番組プロデューサーによるレギュラーデビュー争奪戦が行われたという。
ある局員は「多くのバラエティー番組が手を挙げたと聞いています。ただ、局の上層部が“シューイチ”で、と決めたそうです」と語る。
エンタメ情報コーナー「SHOWBIZ」で、先輩男性アナウンサーとともに芸能情報などを伝える。ニュース番組ほど硬くなく、バラエティー番組ほど、共演者にいじられる心配がないのが、情報番組だった…ということのようだ。
局関係者は「スタジオでコーナーを任されて情報を伝えることが、彼女の経験に役立つと上司たちが考えたようですね」と話している。
笹崎アナはスポニチ本紙の単独インタビューで、「最初はフワフワしていましたが、だんだん実感がわいてきました。しっかり研究してデビュー日を迎えたい」と新たな一歩へ気持ちを高めている。
9月6日がレギュラー初登場。大型新人がどんな本格デビューを果たすのか。注目が集まるのは必至だ。