「デスノート」窪田正孝の評価高く「その瞬間別人のような表情に」

2015年08月22日 12:00

芸能

「デスノート」窪田正孝の評価高く「その瞬間別人のような表情に」
「デスノート」で主人公・夜神月を演じる窪田正孝(C)日本テレビ
 7月スタートのドラマで最も賛否両論を巻き起こしているのは日本テレビ「デスノート」(日曜・午後10時30分)だろう。原作では主人公とそれを追い詰める探偵の“天才”対“天才”という頭脳戦が見どころだが、ドラマ版では主人公を平凡な大学生に変更、どんなストーリーになるのか注目を集めた。
 データニュース社(東京)が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)によると初回満足度は3・29(5段階評価)。3・7が高満足度ラインを考えると、決して高くはないスタートだった。「月のキャラ設定に違和感があった」(32歳・男性)、「原作とだいぶ違う設定だった。なぜあえて変えるのか」(38歳・女性)など、原作ファンからのネガティブな意見が多かった。

 しかし2話以降満足度は上昇。8月9日放映の第6話では3・99と同ドラマ最高を記録、16日放映の第7話も3・85と高満足度をキープした。視聴者の評価ポイントはどこにあったのだろうか。声を集めてみると、その立役者は主人公・夜神月を演じる窪田正孝(27)の演技によるところが大きいようだ。

 「窪田正孝は、安定の役者」(43歳・女性)、「キラ(=窪田)がデスノートを持った瞬間に別人のような表情になり、演技力の凄さを感じた」(53歳・女性)など、平凡で純粋な大学生から、デスノートによって変貌した邪悪な姿まで見事に演じ分ける演技への評価はすこぶる良い。

 窪田は08年に放送され、今でも根強いファンが多く存在する「ケータイ捜査官7」(テレビ東京)の主役に抜てきされ注目を集めた後、最近では「SUMMER NUDE」(フジテレビ)、「ST 赤と白の捜査ファイル」(日本テレビ)、朝ドラ「花子とアン」(NHK)、「Nのために」(TBS)、「アルジャーノンに花束を」(TBS)など次々と話題作に出演。全て脇役だったにも関わらず彼の演技力に絶賛の声が多く上がった。特に昨年放送された「Nのために」では、主人公をひたむきに支える相手役を繊細に演じ「成瀬君(=窪田)魅力的」(51歳・女性)、「窪田君の演技がうますぎでドラマに引き込まれました」(41歳・女性)など、今後に期待を抱かせるものだった。

 「デスノート」はいよいよ終盤。23日の第8話は、月とLの対決に決着がつくのではとスピーディに物語は進行している。役者・窪田正孝の演技とともに今後の展開に注目だ。
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