「失楽園」で共演 古谷一行が川島さん悼む「54歳の死は早すぎる」

2015年09月25日 15:39

芸能

「失楽園」で共演 古谷一行が川島さん悼む「54歳の死は早すぎる」
1997年に放送された日本テレビ「失楽園」制作発表で古谷一行と並ぶ川島なお美さん
 胆管がんのため24日に亡くなった女優・川島なお美さん(享年54)と1997年の日本テレビ系ドラマ「失楽園」で共演した古谷一行(71)は「54歳の死は早すぎます。とても残念です。まだまだ良い仕事ができただろうに、心よりご冥福をお祈りいたします」とのコメントを寄せた。
 同ドラマは単行本で300万部を突破した、故渡辺淳一氏のベストセラー小説が原作。出版社の編集者と書道講師の不倫物語で、1997年5月に役所広司、黒木瞳出演の映画が公開され、同年7~9月にドラマ版が放送された。川島さんは「子宮が呼吸できない気がする」との理由で、ベッドシーンに前張りなしで撮影に挑むなど体当たりの演技を披露。平均20%を越える好視聴率を記録した。

 また、「7人の女弁護士」(06年、テレビ朝日系)などで川島さんと共演した釈由美子(37)は自身のブログで「あまりにも突然で早すぎる訃報に朝から私も崩れ落ちました」と悲しみの大きさを告白。青山学院大の後輩・高橋克典(50)は「弟のように可愛がって」もらったといい、「相当に苦しかっただろうに。もう苦しまなくていいんですから。なお美さん、お疲れ様でした」と冥福を祈った。歌舞伎俳優の片岡愛之助(43)は先月に東京・新橋演舞場で上演された舞台「もとの黙阿弥」を川島さんが観劇に訪れたことを明かし、「あまりにも早すぎて言葉になりません」と悼んだ。
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