「あさが来た」第1週平均視聴率は20・3%!大台超えの好発進
2015年10月05日 10:00
芸能
幕末から明治・大正時代を背景に、大阪有数の両替商に嫁いだヒロイン・今井あさが商売の才覚を発揮して実業家となり、日本初の女子大学設立に奔走する姿を描く。モデルは“明治の女傑”と呼ばれた広岡浅子。朝ドラ初の幕末スタートとなる。
朝ドラ通算93作目。05年後期「風のハルカ」を手掛け、フジテレビ「不機嫌なジーン」(05年)で向田邦子賞を最年少受賞した大森美香氏(43)が脚本を担当。フィクションとして描く。オープニングテーマはAKB48の「365日の紙飛行機」。来年4月2日まで、全156回。
第1週は「小さな許嫁(いいなずけ)」。幕末の京都。豪商・今井家の次女あさ(鈴木梨央)は相撲が大好きで、おてんばな女の子。裁縫が上手な姉はつ(守殿愛生)とは正反対。そんな姉妹には、生まれた時から結婚を約束した許嫁がいた。あさの許嫁は大阪の大きな両替屋・加野屋の次男・新次郎(玉木宏)。はつの許嫁は老舗両替屋・山王寺屋の惣兵衛(柄本佑)。あいさつの席で、遊び好きなボンボンの新次郎と態度の冷たい惣兵衛を目にし、姉妹は不安になる。許嫁との結婚に納得がいかないあさは「自分の道は自分で決めたい」と学問を始める。しかし、母・梨江(寺島しのぶ)に「女に学問は必要ない」と叱られ、あさは押し入れに籠城。そこに突然、新次郎が現れ「あさちゃんの好きにしたらええ」と、ある贈り物を渡す。思いがけない行動に、あさはドキドキする。月日は流れ、15歳のあさ(波瑠)と慎ましい女性に成長したはつ(宮崎あおい)は結婚を約束した年を迎える…という展開だった。