原節子さん 42歳で引退後は姿見せず…存在神格化
2015年11月26日 05:00
芸能
ベールに包まれた姿がキャッチされたのは2002年。女性誌が神奈川県鎌倉市にある自宅の庭で、82歳になった原さんがノースリーブの若々しいシャツを着て物思いにふける様子を撮影した。自宅は現在も同じ場所にあり、女性誌が先月、取材に訪れると、近所の男性は「以前は大好きなタバコを近所で買ったり、玄関前を掃き掃除なんかしていたんだけど、最近は全くお見かけしなくなりました。介護施設にでも通ってるんじゃないかな」と語った。同居していたおいは原さんの状況について「都内の病院に入院しているんです」と話すだけで詳しいことは一切明かさなかった。
25日夜になって、マスコミ各社に死去の情報が流れたが、スポニチ本紙が親族の男性を取材すると、「入院していましたが、今は元気です」と説明。その後、死去が明らかになると、男性は亡くなったことを認めた上で「病気のこと以外は話せない」とし、生前の様子などは明かさなかった。原さんは最期まで謎に包まれていた。