「下町ロケット」今度は歌舞伎俳優!中村歌昇がドラマ初出演「光栄」
2015年12月02日 06:00
芸能
歌昇が演じるのは、貴船(世良公則)が心臓血管外科部長を務めるアジア医科大学の研修医・葛西。貴船が開発を推し進めてきた人工心臓・コアハートの臨床試験がついに始まるが、突然、患者の容体が急変。たまたま担当医が不在だったため、葛西が応急処置をするが、言わば貴船の“夢”が詰まった患者を絶対に死なすわけにはいかない“極限の状況”となる…。
歌昇は「原作の『下町ロケット』のファンで、ドラマもずっと拝見していて、その中に自分が参加するという現状が、まだよく分かっていません」と夢心地のよう。ドラマデビューとなるが「研修医・葛西は、これからのお話のきっかけになる出来事を起こす人物なので、いろいろ方々のお話をうかがいながら、一生懸命演じたいと思います」と張り切っている。
伊與田英徳プロデューサーは「中村歌昇さんと初めてお会いしたのは、片岡愛之助さんとのトーク番組の時です。その時に、こんなに誠実でスマートな出で立ちなのに、一言一言に説得力のある話し方をされる、稀有な特徴を持たれた方だなと思ったのを覚えています」と“一目惚れ”。「今回、そんな誠実さと意思の強さが必要とされるこの役をぜひともお願いしたいと思いました。とてもキーになる役どころです。熱演を楽しみにしております」と期待している。
三代目中村又五郎(59)の長男で、2011年に四代目中村歌昇を襲名。今年3月、山田流箏曲萩岡派四代目家元・萩岡松韻氏の次女で3歳年上の萩岡信乃さんと挙式した。