【家政婦は見た!】おかっぱ米倉涼子再び 相手役・横田栄司に注目

2015年12月05日 10:00

芸能

【家政婦は見た!】おかっぱ米倉涼子再び 相手役・横田栄司に注目
「家政婦は見た!」の1場面(左から米倉涼子、西田敏行)(C)テレビ朝日
 女優の米倉涼子(40)が主演を務めるテレビ朝日「ドラマスペシャル 家政婦は見た!」は5日午後9時から放送される。
 1983~2008年に26作が放送された女優の市原悦子(79)主演による「土曜ワイド劇場」の人気シリーズが14年3月に復活。今回が米倉版の第2弾になる。

 米倉が演じるのは離婚経験がある独身の派遣家政婦・沢口信子。類まれな美貌の持ち主だが、過去のトラウマからその美貌をおかっぱ頭のウィッグ、黒ぶちメガネ、そばかすメークで隠している。家庭の不幸を見つけることが何よりの楽しみというダーティーヒロイン。今回は宝石業を営む資産家の家庭が舞台となる。

 帝国真珠の社宝、「金の星」と呼ばれる天 然パールが盗まれる。事件が公になり、帝国真珠の株価は急降下。帝国真珠会長・岩倉寿三郎(西田敏行)と、寿三郎の異母兄妹で社長の恒子(財前直見)が対立する。ニュースで岩倉家の内紛を知った信子(米倉)は家政婦として岩倉家に入り込むことに…。

 実は、信子はデパートに展示されていた「金の星」を見に出掛け、謎の男(横田栄司)と遭遇。謎の男が「金の星」の盗難に関係していると直感し、男がいつか岩倉家に現れるとにらむ。岩倉家には男と瓜二つの肖像画が飾られていた。一体、この男の正体は…。

 今月2日に都内で行われた試写会で舞台あいさつに立った米倉が「私唯一のコメディーライン」と話した通り、生き生きと表情豊かに演技。ハマり役を楽しんでいる様子が伝わる 。

 注目は米倉の“相手役”を演じる横田栄司(44)。文学座所属で、演劇界の巨匠・蜷川幸雄氏(80)演出のシェークスピア作品の常連。ワイルドな風貌とスケールの大きい骨太な演技で舞台ファンを魅了する。テレビドラマにはあまり出演しておらず、お茶の間にインパクトを残しそうだ。

 脚本はNHK大河ドラマ「秀吉」「利家とまつ~加賀百万石物語~」などで知られる竹山洋氏。演出は「交渉人~THE NEGOTIATOR」「ナサケの女~国税局査察官~」ドクターX~外科医・大門未知子~」「熱い空気」で米倉とコンビを組んだ松田秀知氏。
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