立川志らく 若手芸人に苦言「品がないからすぐ消えちゃう」
2015年12月11日 20:19
芸能
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オリヴェイラ作品の魅力については、「次のシーンにかわるカットじりがものすごく長くて、ムダだけれどそれが余韻になって最終的にリズムになる。名人の落語家の間と同じ」と落語にたとえて解説。オリヴェイラ監督より5歳年上の故小津安二郎監督との共通点も指摘し、「自分の国で一番いいものを作ろうというやり方で、世界に認められたのが格好いい」と絶賛した。
世界の名作を扱った「シネマ落語」も展開しているだけに、さらに「いい映画と悪い映画は品があるかどうか。師匠の立川談志も乱暴なことを言っても品があった。ビートたけしさんもそうだし、クレヨンしんちゃんだってお尻は出すけれどどこか品がある。だから感動するし泣ける」と持論を展開。その上で、「名前は出さないけれど、若い芸人には品のないヤツが多い。だからすぐ消えちゃうし、大人が見るにたえない」と苦言を呈していた。