紅白“平均ソング”を制作!ぐっさん苦戦「気持ち悪いメロディー」
2015年12月25日 10:00
芸能
過去65回で歌われた全楽曲、約3000曲を徹底解析。1950~60年代、70年代、80年代、90年代、2000年代、10年代に分け、その時代ごとに計6曲を制作した。
歌詞は、立命館大学の樋口耕一准教授が開発したソフトウェア「KHコーダー」を使用。時代ごとに“頻出ワード”をリストアップした。作曲は、明治大学の嵯峨山茂樹教授が開発したソフトウェア「オルフェウス」を使用。入力した歌詞を元に、自動的に作曲を行った。ちなみに、70年代は「女と愛と夏と」というタイトルの曲に。その時代のニュース映像とともにミュージックビデオも制作した。
こうして出来上がった“平均ソング”を歌ったのは歌唱力に定評のある山口と、数多くのものまねレパートリーを持つ福田。山口は曲について「最初に聞いた時はメロディーが全く入ってこなかった。非常に無理のある、気持ち悪いメロディー」と苦笑い。福田も「歌詞もどういう意味かさっぱり分からず、全然入ってこなかった」と悪戦苦闘した。
猛練習の末にレコーディングは終了。コンピューターからの挑戦だと受け止めたという山口は「歌えてくると、だんだん気持ちよくなってきた。でも、やっぱり人間の作ったメロディーが好きです」。福田は「各年代のものまねのレパートリーの幅が広がるかなと思っていましたが、ものまねをするより音程を覚えるのに必死になってしまいました」と振り返った。