だまされ続けて借金1億円…間寛平、心中踏みとどまらせた娘の小さな手
2016年01月11日 20:56
芸能
途方に暮れる日々。悪いことは重なって交通事故を起こし、徳島まで謝罪に行った帰りのフェリーだった。「娘と海に飛び込んで死んでしまおうかなと、最低の親父でした」。追い詰められていた。そんな時、手をつないでいた幼い娘にギュッと握り返された。そのぬくもりにハッとし「逃げてどうするんだと、気持ちを奮い立たせた」
その後、妻が利子の値引き交渉、明石家さんま(60)がレギュラー番組に誘ってくれたりするうちにマラソンランナーのイメージが定着。日本テレビの「24時間テレビ」でランナーを務めるなど仕事も舞い込み、21年かけて1995年に完済。ようやく借金地獄を抜け出した。
「自分では1円も借りてない」と言いながらも妻や娘を苦しめたことを反省する間。「ちゃんと妻に相談してハンコを押すべきだった。お人好しで周りにはいい人に見えてるかもしれないが、家族には悪人同然。だれにとって自分がいい人になるべきか考えるべきだった」。そう過去の過ちを振り返った。