武田梨奈 アカデミー賞授賞式ナビゲーターに “先輩”斎藤工「楽しんで」
2016年01月12日 08:00
芸能
斎藤は昨年、ナビゲーターとしてベネディクト・カンバーバッチ(39)らにインタビュー。「自分の与えられた仕事に全力でエネルギーを注ごうと演者として再認識したのと同時に、役者としてではなくても作品に関わってこの場所に戻ってきたいと思った」と振り返る。
その上で、「気持ちに遊びをつくってポジティブなマインドでいると、相手もインタビュー慣れしている人ばかりだから乗っかってくれる。イニシアティブを取ろうと思わず、漂う感じのイメージでいればいい」とアドバイス。WOWOWの取材スペースはレッドカーペットのスタート地点付近の予定のため、「役者のテンションが上がる時に出会えるすごくいい場所。あとは、ノミネートされた人に意識がいくけれど、その奥を通るプレゼンターの豪華さもすごいから」と体験者ならではの注意点も伝授した。
武田は、今月14日の「生中継!第88回アカデミー賞 ノミネーション速報」(後10・00)でも現地からリポートすることが決定。昨年の授賞式の映像を見るなどして研究を始めており、「演じる側として聞きたいこともあるし、女優さんは衣装のことを聞かれるとテンションが上がるという情報も入っています。どう攻めていこうか考えています」と準備に余念がない。
今年は、前しょう戦のゴールデングローブ賞を制し、史上初となる同一監督(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ)による2年連続の作品賞が懸かり、レオナルド・ディカプリオ(41)悲願の主演男優賞が期待される「レヴェナント:蘇りし者」など注目作が多く、斎藤は「例年にない派手なラインアップで、日本中の皆が知っているような人が歩くと思う。最近、華やかさを取り戻しているアカデミー賞でも分岐点になりそう」と予想。武田も、「同じ場所で感じられるのは貴重な経験。アカデミー賞に興味がなかった人にも伝わるよう盛り上げていきたい」と思いをはせていた。