「逆戻りの危うさ感じる」倉本聡さん、引退示唆も
2016年01月12日 23:21
芸能
「屋根」は2001年に初演。富良野で新婚生活を始めた明治生まれの夫婦が、貧しくも家族そろって暮らした時代から昭和の戦争を経て、高度成長とそれに続く消費社会を生きる姿を、時代の変化に重ねて描いた。
今回の公演では、子どもたちに生命の大切さを説き、徴兵を拒みながらも戦地へ送られた男性や、東京電力福島第1原発事故を示唆する「悪夢」の場面を書き加えた。
「屋根」は16日の富良野公演を皮切りに、全国17都道府県で3月24日まで上演する。