世界中にボウイ・ロス広がる…日本国内では遺作アルバム在庫切れ
2016年01月13日 05:30
芸能
ロック界の大物たちも追悼のコメント。公私ともに交友が深く、両性愛者だったボウイさんとかつて肉体関係にあった可能性を複数の書籍で指摘されているミック・ジャガー(72)は「いつだって僕のインスピレーションだった。彼は仕事において、素晴らしく恥知らずだった」としのんだ。故ジョン・レノンさんの妻オノ・ヨーコ(82)は「ジョンとデビッドはお互いを尊敬し合っていた。2人の知性と才能はよく調和していた」と振り返った。エルトン・ジョン(68)、オジー・オズボーン(67)らもコメントを発表した。
日本では、各地のレコード小売店で特設の売り場が設けられ、「ブラックスター」が品薄に。レコード会社のソニー・ミュージックは「品切れ店舗も少なからず出ているそうです」という。ソニーには「予想以上」の追加注文があり、在庫がゼロに。「出荷できる状態にするべく、生産に追われている」と話した。
主な過去の作品の生産、販売を手掛けるワーナーミュージックにも名作「ジギー・スターダスト」(72年)「レッツ・ダンス」(83年)をはじめとした注文が殺到。担当者は「ベスト盤などをまめに出すため、普段の売れ行きも高い方だったがきょうの注文は3倍近い数」と話している。