中国企業初!大連万達集団、GODZILLA製作の米映画会社買収
2016年01月13日 06:17
芸能
共同電によると、王健林会長は「映画の製作から配給、映画館チェーンまでが自社内でそろい、万達の世界の映画界における影響力と発言力が増すだろう」とコメントした。
日本の映画界でも衝撃が広がり、洋画関係者は「レジェンダリー作品で中国人キャストの配役や中国でのロケが増えることは予想される」と指摘。レジェンダリーは「ゴジラ」や「パシフィック・リム」の続編などを製作中。別の関係者は「製作費が潤沢になり、さらに規模の大きな作品を作ることができる」と説明した。
また、中国では外国映画は年間で上映本数の制限があるが、万達が買収したことでレジェンダリー作品の公開が容易になる。中国事情に詳しい関係者は「中国の映画市場は急成長中。中国企業によるハリウッドの買収は続く」とみており、世界の映画界でも影響力が一段と増しそうだ。