桐谷美玲 キャスターでも得意は「変顔」 大阪転校でキャラ開花
2016年01月19日 11:20
芸能
「私は普通な人。いつもシャキッとしていると思われていることが多いけど、家にいるのが好きだし、休みの日はずっとゴロゴロしてる」
14年に「世界で最も美しい顔100人」(米国の映画レビューサイト「TC Candler.com」選定)で、日本人歴代最高位の8位にランクイン。印象的な山形の上唇は「富士山リップ」と呼ばれ、若い女性の間でトレンドになっている。
しかし、桐谷自身が得意としているのは「変顔」だ。昨年9月公開の主演映画「ヒロイン失格」でも、眉間にしわを寄せて別人のようになった顔などを惜しげもなく披露した。
「やろうとすれば、もっと凄い顔ができる。中学生の時から友達と競ってやっていたし、ブログでもファッション誌でも公開してきましたから」
目と口が開く寝顔にも“定評”がある。所属事務所の忘年会では毎年、恒例ネタとして寝顔ショットが複数公開されている。「半目?いや、全目が開くんですよ。このまま目が寄っちゃって寝ちゃう。口も開いてるんで、ひどい顔です」
毎年何枚も撮られているということは、寝顔を隠していないという裏返しでもある。親しいスタッフは「いつでもどこでも、変な顔をして寝ています」と証言。美人でありながら親近感を覚えるのは、この飾り気のなさだろう。
もともとは内弁慶で、人前で変顔をするようなキャラクターではなかった。転機は小学5年からの3年間。父親の転勤で、千葉から大阪に転校した時だ。
「その3年間で(キャラが)開花した。大阪の空気が合っていたんだと思う。大阪の人ってグイグイ来るじゃないですか。おかげで、内にあった弁慶が外に出た。また千葉の同じところに戻ったら、明るくなったと驚かれた」
多感な時期を大阪で過ごし、友人たちに「それホンマか?」とツッコまれては素の自分を引き出され、開けっ広げな性格になり、いい意味でマイペースになった。大阪を離れてから10年以上たつが、今でもその友人たちと話すと大阪弁が出るほど濃密な3年間だった。