高畑勲監督 反戦の思い、宮崎氏と共有 米誌に語る
2016年02月06日 18:34
芸能
その上で宮崎氏とは「身近な自然をめでる心や核兵器、原発、(戦争の放棄などを定めた)憲法9条改正に反対する政治信条を共有している」と強調した。
スタジオジブリが世界的に有名になった理由を聞かれ、宮崎氏が「天才だったこと」と指摘。「残念ながら私は宮崎駿のような天才ではないが、ジブリは私の作品を評価してくれた」と話した。
2015年のアカデミー賞長編アニメ賞にノミネートされた「かぐや姫の物語」が最後の作品なのかと問われると「いくつかの作品に取り組んでいるが、それが映画になるかどうかは自分も含め誰にも分からない」と話した。
米国では高畑監督の「おもひでぽろぽろ」(英題「オンリー・イエスタデイ」)が最近公開された。(共同)