GReeeeN・HIDE 震災での経験を初告白「歯科医師になってよかった」
2016年03月02日 17:02
芸能
事故当時、福島第一原発の20キロ圏内から放射能を浴びた多くの遺体を見つけ出し、身元確認のため検死の作業に力を尽くしていた人たちがいた。その中の1人にHIDEもいた。HIDEは「その時、みんな必死でしたからね、警察官の方も自衛官の方も…この方を家族に会わせるんだと」と振り返った。
「すごい衝撃があったので、いつもだったら頭の中で音楽のメロディーを探すんですけど、思いつかなくなったというか、自分の中で音楽を見失ったというか、必要なんだろうかとか」「(亡くなられた方々が)ご遺族の方にお会いできるお手伝いをできたのは、歯科医師になってよかったなって本当に思えた瞬間でした」
1人でも多く家族の元に帰したい――。その思いで被ばくを恐れず作業を続けた警察官、自衛隊、そして歯科医師たち。「GReeeeN」のHIDEが福島の被災地を歩き、その胸中を初告白する。