大泉洋、世界の爆笑王!?ポルト国際映画祭で舞台あいさつバカウケ
2016年03月04日 05:30
芸能
![大泉洋、世界の爆笑王!?ポルト国際映画祭で舞台あいさつバカウケ](/entertainment/news/2016/03/04/jpeg/G20160304012149440_view.jpg)
上映前の舞台あいさつ。大泉の自己紹介に、客席は笑い声で充満した。同国サッカー界のヒーローの名を借り、つかみに大成功。司会者に名前を「洋一」と間違えられると、再び「ロナウドです」と笑わせた。大泉もしてやったりの笑顔だ。
肝心の作品も観客の心をつかんだ。同作は21作で競うコンペ部門に出品。大泉演じるさえない男が、ゾンビ化した人間を次々に猟銃で倒していくパニック映画。血みどろの内容だが、上映中に何度も笑い声が起こった。
大泉も監督らと客席で観賞し、「笑える作品だと思ってなかったので、こんなに盛り上がるんだと驚いた」と大興奮。上映後には、30代の男性から「君はヒーローだ」とロナウドのユニホームを贈られた。
欧州の映画祭は初参加。劇場はほぼ満席で、開催期間中の最多となる700人を動員した。観客には「下手な米国映画よりも面白い」と称賛された。大泉は「外国の方が見ても面白い、世界に通用する映画だとあらためて思った」と自信を深め、「米アカデミー賞にはまだ間に合いますかね?」と冗舌に語った。
出演映画の初日など、大事な日の降水確率が推定90%の雨男。今作の撮影初日も雨だった。現地滞在中は晴天が続いたが、上映終了から約10分後に霧雨が降った。予報は「曇時々晴」にもかかわらずだ。「やっぱり降るのか」と納得しつつ、「上映が終わるまで、神様が雨を降らせないように待ってくれたのかな」と空を見つめた。
▽ポルト国際映画祭 1981年創設。SF、ホラーなどにジャンルを限定した映画祭の一つ。シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(ベルギー)と合わせ、「世界三大ファンタスティック映画祭」と呼ばれる。「アイアム…」はシッチェスで観客賞など2冠。