フジ社長「いつ恋」月9最低記録に言及「魅力の限界あったのでは」
2016年03月25日 15:15
芸能
「理想の高いドラマだった」とし「視聴年齢を上げていきたいという思いでやってきたので、現場は悔しい思いがあったのでは」と気遣った。
同ドラマは平均視聴率は9・7%。2014年4月クールの「極悪がんぼ」(全11話)が記録した期間平均10・0%を下回り史上最低となった。
「東京ラブストーリー」「Mother」などで知られるヒットメーカー・坂元裕二氏によるオリジナル脚本で“月9”作品10本目。東京という街にのみ込まれそうになりながらも必死に生きる6人の若者たちをリアルに描き、人間を掘り下げた骨太な群像ラブストーリーは高く評価された一方、リアルタイムの世帯視聴率としては苦戦した。今後のドラマ作りに関しては「ドラマは各局力作がそろったが、なかなか数字が取れていない」ということで「現状を認識した上で考えながら作っていく時代になったんだな」との感想を述べた。