古舘氏ラスト「報ステ」高視聴率15・2%!今年最高で有終の美
2016年04月01日 09:00
芸能
古舘氏は番組の最後に「一部で言われているような圧力がかかってやめるわけではない。私のわがままです。お許しください。私の中で育った魂を後任の方に受け継いでもらいたい」と8分間にわたり、マシンガントークであいさつした。
04年、久米宏氏(71)が18年6カ月キャスターを務めた「ニュースステーション」の後を継いだ。約2年前、テレビ朝日の早河洋会長に「10年を区切りとして、別の挑戦をさせてください」と降板を申し入れたが「契約があと2年残っている」と慰留された。
「言っていいことと駄目なことの綱渡りだった」と昨夏に改めて辞意を伝えると再び説得されたが、折れることはなく、昨年12月に降板を発表。「うっぷんがたまった。娯楽の方(バラエティー番組)で思いっきりしゃべり倒したい」と看板番組を離れる理由を語った。
「報道ステーション」は04年4月5日にスタート。3月31日までの放送回数は全3024回(古舘氏は夏休みなど全回出演はせず)、12年間の平均視聴率は13・1%。
1日からは期首の特別番組が放送され、11日から後任として同局の富川悠太アナウンサー(39)がキャスターを務める。