新井2000安打達成試合 広島地区視聴率は今年1位の26・6%
2016年04月27日 10:05
芸能
広島・新井貴浩内野手(39)が2000安打を達成した26日のヤクルト戦(神宮)を生中継した地元局RCC(中国放送)の平均視聴率は26・6%(ビデオリサーチ調べ、広島地区)だったことが27日、分かった。
ビジター戦ながら、RCCが放送権を取得し、生中継。前半(後6・30~7・00)は22・1%、後半(後7・00~8・54)は26・6%を記録した。
26・6%は、NHKも含めた広島地区全局の今年の広島戦中継で1位となった。
大台まであと1本として臨んだ一戦。新井は「4番・三塁」で先発し、初回2死一塁で回ってきた第1打席は遊飛。3―0で迎えた3回無死二塁で1ボールからの2球目を左翼線へ弾き返し、タイムリー二塁打。史上47人目の大記録を達成した。
新井が2000安打を達成した午後6時41分の瞬間視聴率は20・6%だった。
FAで離れた古巣に戻っての2000安打達成は新井が初。到達2112試合目は大学、社会人出身者としては最も遅い。
同局の編成担当者は「ビジター戦ですが、カープファンの方が明らかに多いスタンドに驚きました。新井さんが打席に入るたびに、異様な雰囲気に。この瞬間、この雰囲気を広島のカープファンに伝えることができてよかったです」と話した。