光る片桐仁と小池栄子 嵐主演ドラマ好調の理由
2016年05月04日 13:00
芸能
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データニュース社(東京)が行っているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)によると「片桐仁のキャラがいい」(24歳・男性)「片桐さんの演技、楽しくなれます」(49歳・女性)「片桐仁との絡みがとても楽しめた。うまい!」(66歳・女性)など濃すぎるキャラクターの中でも、独特の存在感を発揮していることが分かる。
「世界一難しい恋」は、敏腕だが恋愛には疎いホテルチェーン社長を演じる大野が、中途入社した女性(波留)に一目ぼれ。不器用ながらも恋愛成就のために奔走するというラブコメディー。
社長の微笑ましい姿をドラマ内でも温かく見守っているのが秘書役の小池栄子だ。小池栄子で秘書といえば、堺雅人主演の人気シリーズ「リーガルハイ」(フジテレビ)のミステリアスで小悪魔的な秘書役が思い浮かぶが、今作ではまるで母のように社長の恋の行方を応援し、的確な恋愛指南をする包容力たっぷりの秘書を好演。「小池栄子さんと大野君のやり取りが楽しめました」(57歳・女性)「小池栄子さんの存在感が半端ない」(27歳・女性)など好評を博している。
2本のドラマで共通して言えることは、序盤から脇役のキャラクターをしっかりと構築することに成功したことだ。主演に人気アイドルを起用し、さらにそれに絡む俳優陣を的確に配置する。視聴し終わった後に「また見たい」という気にさせるのは、ストーリーはもちろん、主演以外の力量をいかに思う存分発揮してもらうかにかかっている。