大野智「世界一難しい恋」 ストーリーのカギを握るのはキノコ?
2016年05月10日 16:51
芸能
![大野智「世界一難しい恋」 ストーリーのカギを握るのはキノコ?](/entertainment/news/2016/05/10/jpeg/G20160510012561000_view.jpg)
単なるドラマの中の1つのエピソードではなく、今後のストーリーの展開にもキノコが絡んでくるのか。注目される。
4月27日放送の第3話、専門誌「季刊 キノコ便り」に自身が撮ったキノコが掲載されて大喜びする零治。この雑誌を波瑠(24)演じる柴山美咲に見せ、「オレはキノコが大好きだ…オマエのこともな」と口説こうとする展開だった。
「キノコ便り」は5月4日放送の第4話でも登場。清水富美加(21)演じる堀まひろが、零治がキノコ写真を投稿していた雑誌を見つけ、秘書室の同僚たちととともににその趣味に引くものの、気になった美咲は書店で雑誌を手に取った。
「季刊 キノコ便り」は実在しないが、「季刊 きのこ」という雑誌は存在する。また、零治が投稿したキノコ・タモギタケは、東北から北海道あたりでは鍋や汁物の具など食用として人気で、栽培もされている。
雑誌のカバーを飾る特徴的なフォルムのキノコは、トガリアミガサタケ。実は東京・日比谷公園や、関西では京都御苑などでも見られる春のキノコとして人気。4話で零治がテントの中で眺めていたササクレヒトヨタケと共に、フレンチや中華の高級食材として珍重されており、煮浸しなど食べるのが通。単なるキャラ立ちのためのキノコ好きではなく、新しいホテルにつくるフレンチレストラン「五助」のシェフ探しをしていたテーマともしっかりシンクロしているあたり、脚本の妙味になっている。
15年放送のフジテレビ系ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」で長谷川博己演じる高等遊民・谷口巧が人気を得るなど、一風変わった“趣味男”も話題となったが、キノコ男子が日の目を見るか注目したい。