つんく♂ 絶望から救ったTOKIOとのセッション 国分も男泣き
2016年05月12日 12:30
芸能
つんく♂は2014年10月に喉頭がんのため声帯を全摘出。手術の1カ月後、妻への感謝の気持ちを込めてTOKIOを自宅に招いてのホームパーティーを開催。ミニライブも行い、その際、自身もギターを手に取り参加した。
手術後は食事ものどが通らず、やせ細り、これまで携わってきたハロープロジェクトの総合プロデュース契約が満了したことで、精神的も不安定になっていたという。そんな時のTOKIOとのセッション。自身はもちろん、家族にも笑顔が戻った。「ステージに立てないと決めつけていた」とつんく♂。「こんなこともできるんだな」と、誰かのために演奏するという音楽の原点を思い出し、これがその後の母校・近大での入学式プロデュースにつながったという。
「いろんなきっかけをつくってくれたのが、あの会やったんや」「ホンマに心が生き返った。今日の俺とか家族につながった瞬間やった」と感謝の気持ちを伝えるつんく♂に、国分が「なんでこんなに強いんだろうって…」と涙する場面も。プロデュースする作品は減ったが「楽しく作品を作る時間は増えた」と充実した様子。最後は「ゼロを1にしていくこと。この感じを大事にしていきたい」と締めくくった。