市村正親 蜷川幸雄さん悼む「魂の演出に感謝」「運命を呪う」
2016年05月12日 19:00
芸能
劇団四季出身。数々の舞台で活躍したが、蜷川さんとの初コンビは意外と遅く、50歳の時、「リチャード三世」(1999年、彩の国さいたま芸術劇場)だった。その後、53歳の時に「ハムレット」(2001年、彩の国さいたま芸術劇場)に主演。「『イチでハムレットをやりたい』と言われ、こんなに光栄なことはありませんでした」と振り返った。「ハムレット」とは05年に結婚した篠原涼子(42)と知り合った作品だった。
“恩師”の訃報に「運命を呪います。しかし現実を受け止め、これからは天国からの演出に心を傾けたいと思っています。悔しいです!淋しいです!」と無念さをにじませた。